9.22.2006

【イベント】フロレ駒崎×PWJ大西



NPO/NGO業界のツインタワーが講師を務める
コミュニティ講座があります。企画やってます。
10月上旬の土曜日2回、ご興味ある方がいれば、
どうぞご参加ください。

ピーチャイの野澤元代表も当日スタッフをするらしいです。

※「フローレンス枠(企画委員特別価格¥1,000)」でご招待します。
申し込みフォームに「フローレンス紹介」とお書き添えください。

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
        ピース ウィンズ・ジャパン市民講座
        NPO活動家に学ぶ!《ご近所の底力》
………………………………………………………………………………………………
     2006年10月7日(土)・14日(土) @ 東京・世田谷
            (2日間集中講座)
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋

地域や身の回りの問題を、自分たちの手で解決するには、
一体どうしたらいいのでしょうか?
そのヒントは、最前線の現場で活躍するNPOが握っているはず!

この講座では、「地域密着型」病児保育を展開する、NPO法人フローレンスの
駒崎代表や、市民活動をサポートしているシーズの松原事務局長のお話から
ヒントとなるアイデアや考え方を学びながら、
グループワークを通して、実際に問題解決のプランを考えていきます。
《ご近所の底力》を実践的に学びたい方、ぜひ奮ってご参加ください。

■お申し込みは、下記フォームからお願い致します。
http://www.peace-winds.org/jp/news/event_join.html


日時 ● 2006年10月7日(土)・14日(土) 13:00-18:00(2週連続)
会場 ● 桜新町区民集会所 (東京都世田谷区桜新町1-30-14)
(東急田園都市線・桜新町駅より徒歩5分)
[地図はこちら]http://tinyurl.com/jzyrm
※サザエさん通りを進み、長谷川町子美術館そば
参加費●一般4000円、学生3000円
定員 ●40名(先着順)

主な講師 ●
・松原明 氏(シーズ=市民活動を支える制度をつくる会 事務局長)
http://secondlife.yahoo.co.jp/supporter/profile/0005.html
・駒崎弘樹 氏(NPO法人フローレンス 代表理事)
http://www.florence.or.jp/about/ceo/
・大西健丞 氏(NPO法人ピース ウィンズ・ジャパン 統括責任者)
http://www.peace-winds.org/jp/about/ceo.html

主催●ピース ウィンズ・ジャパン
後援●世田谷区、世田谷ボランティア協会
………………………………………………………………………………………
【詳しくは⇒ http://www.peace-winds.org/jp/news/event.html#061007 】
【お申込は⇒ http://www.peace-winds.org/jp/news/event_join.html 】
………………………………………………………………………………………

9.19.2006

人こそリアル。@bouNIT vol.4



「皆さん、スウィングしてますかぁぁぁー!!??」
(総合司会・大木“ボンちゃん”凡人)

代官山UNITに行ってきました。
最強のフリーマガジンbounceと、
最強のライブハウスUNITがタッグを組んだイベント
bouNITも4回目。
出演アーティストにいわゆる「超人気」はいないけど、
それなりにぎっしり人入ってます。

ライブを聴いたのは3組。

タラチネ。賑やかな7人構成のロックバンド。
なんとフルートパートがある!リコーダーとピアニカもいる。
放課後のような、アンニュイなバラードに、時折
全員飛び跳ねちゃうような騒ぎが混じる。
MELLOW GOLDの賑やかさがよかった。

クラムボン。これが聴きたかった。
「最強のトライアングル」ギターなしの3人組。
いくこさん、魂込めたボーカルの傍らの鍵盤捌き、巧いっす。
2曲目に、ライブで絶賛の隠れた名曲「雲ゆき」を披露。
ファーストアルバム発売日の逸話とか、「吉牛に捧ぐ」とか
喋りがけっこうおもろい。

bird。最近休んでいて、またこれからSPARKLES
活動再開だそう。今日はボンゴとギターのアコースティックトリオ。
太鼓が跳ね、ギターが舞う、白熱した演奏です。
新曲2曲のあとは、デビュー曲・soulsやら、
Mondo GrossoのLifeやら、「往年の名曲」ラッシュで、聴かせます。

あとは、
★タワレコ・ジャパン社長の「フッシー」伏谷博之氏も壇上に登場。
「音楽は人生の糧、NO MUSIC, NO LIFEだからさ、わかってるよねぇ?」
そして、タワレコオリジナルタオルを投げます。
こんなレゲエっぽい社長もいるんだ。


色んなアーティストを目と耳で感じることができ、
非常に満足です。
たとえばiTunesで見つけて「いいな」と思い、
Googleで探して色んな情報を得ても、
リアルで接することなくして、真の理解・真の没入はありえない。
音を聞いたどのグループも、ますますファンになりました。
よのなか、いろいろぶっ飛んでおもしろい人がいますねぇ。

9.09.2006

『サマーヌード』clammbon

ほのぼの3人組・クラムボンによる、真心ブラザーズのカバーは
こんなInterludeではじまってしまいます。

あ、ぐっさんここ、ハゲてるー
                   っ、…まじで?
マジマジ。フフ
   
                ちょっと……
かるく円形?
  
        ……かなりガックシなんだけど俺
きず?
  
               いや、わかんない。
          そっか…
…大丈夫なの、もう?
               うん、もう録ってるよ
じゃ、いくぞぉー

そうして始まるのが、
"Lover Album"の6曲目、『サマーヌード』。
原曲は、わりと元気にパンクにびんびん、て感じだけど、
カバーは、素朴に、しっとり、語りかけるように。

のんびりゆったりなレコーディング風景そのままに、
笑い声や雑音も残し、間違えても「このままいっちゃうよ?」と続け、
声とアコギ一本、途中から「ちょっと指パッチンやってみよか」
涼やかなパーカッションを加えて、徐々に揺れが大きくなっていく。

 僕ら今 はしゃぎすぎてる 夏の子供さ
 胸と胸 からまる指

この曲,日比谷野音のライブでは、最後の最後のアンコールだったとか。
客席の真ん中で、浴衣に甚平で、お客も、合唱、号泣だって。
とっておきの曲だということが、3周目ぐらいから、沁みてきます。


実は、クラムボンのデビューシングル『はなればなれ』は
99年に買っていたのでした。(K-MIXで当時かなりかかっていた)
ずっと、キャッチアップはしつつも、遠巻きに眺めていたのが、
Technicoで偶然の"Lover Album"ヘビーローテーション。
(ハナレグミとか、ここらへんが、笹原師匠のお気に入り)
2回連続で耳に残り、曲名を教えてもらった『波よせて』の
次の曲が、この『サマーヌード』なのでした。


こんど18日には、bouNIT vol.4代官山UNIT
ライブを聴いてきます。
ノリよく明るい『サラウンド』なんかも人気だけど、
しっとり系の音にも期待をしながら、待ちわびます。

9.04.2006

即興芝居集団IMPROMOTIVE

貴方のアイデア、芝居にします。

その正体は、台本、打合せ、一切なく、
客が紙片に書いた単語、台詞から瞬時にイメージを膨らませて
即興でスジとオチを作る、閃きのパフォーマンス。

インプロヴィゼーションを語源とするインプロは、
そんな芸術です。激しく笑えます。


「何でもいいので思いついた『セリフ』を書いてください」
そこに書いたセリフをどんどんつなげて無茶なストーリーをつくる
[ペーパーズ]。

「あなたが行きたい場所(地名以外)を書いてください」
そこに書いた場所を舞台に、ピンチになると
別の役者が一瞬交代し、スローモーションとテクノサウンドで
ピンチ脱出の誇張表現をする[スタントマン]。

これら「ゲーム」とよばれる、素晴らしく多様なルールに沿って
お笑いで言う「ショートコント」を次々と作り上げて行ったり、
ひとつの即興キーワードから30分の長編ストーリーを創ったり、
単調さと最も程遠いのが、インプロです。


観客の面白さは、オチに笑うことだけにとどまりません。
自分が紙片に書いた(=提供した)ネタが、いつ、どう使われるか。
一瞬間が空いた難しい局面、誰が、どう、つないでくるか。
期待と心配。
見事な転換への称讃と、つらい乗り切りに対する苦笑。
そして、自分の代わりに、プライド完全抛棄でバカになってくれる
役者への感謝と応援。
(パフォーマンス・アーティストとしての矜持はあるんだろうけど)

インプロ空間には、ゆたかな感情が渦巻きます。


インプロモーティブは、
「永遠の十代」(精神年齢のことだと思う)ナオたんを末尾(筆頭の逆)に
五名の役者を中心に結成された小さな集団です。

さぁ、そろそろ、インプロ・ワークショップに参加して
即興表現に、自分の変なプライドを脱ぎ捨てるか。
(それにしても、自分が笑っちゃわずに面白いことを言うのって、
どうやるんだろう。即興なのに。それが一番の壁。)