10.13.2006

【書籍購入】10/9@渋谷啓文堂書店

タイトルはYOSHさんのパクリ。
きのう買った本、というエントリにするはずが、
卒論中間発表に追われて遅れてしまった。
2ヶ月分ぐらい買い込んだ。

『女っておもしろい』『タトゥーへの旅』銀色夏生
*ひたすらテープ起こしの対談が延々つづく、
「おしゃべり本シリーズ」全4巻を揃えた。
非常に味わい深い。銀色さんのあったかくも強く激しい
キャラが浮き彫りになる。


『未来を変える80人』シルヴァン・ダルニル+マチュー・ルルー
*チェンジメーカーの別流派。ベルギーのエコ洗剤ECOVALE創業者と
グラミンのユヌスさんの記事がある。


『転がる香港に苔は生えない』星野博美
*分厚い香港エッセー。返還前の生活がメイン。
ひらがなルビの振られた広東語の地名が素敵な響き。


『3日で運が良くなる「そうじ力」』舛田光洋
*手軽なモチベーション調達方法としてのノウハウ本。
確かに、掃除をするとやる気が違う。


『すべては一杯のコーヒーから』松田公太
*タリーズ企業物語。素朴な語り口調が高感度高い。
タリーズ派としては(市ケ谷店はけっこうオフィスから遠い…)
外せない一冊でしょ。(近くにないから11号館のスタバで読むけど)


『Yes,andで、すべてはうまくいく!』樋栄ひかる
*インプロ伝道師による最高の思考パラダイムシフト本。
カルめのビジネス本っぽいテイストで書かれているけど、
信じて実践してみると、運気の流れが全然違う。
声を大にしてオススメと言いたい。
いずれフローレンスでもインプロ研修を。


てな感じでこんな本を読んでいる今日この頃です。

10.04.2006

社会起業家ネットワークの「ハブ」


※フローレンス公式web「ワッツニュー」に執筆した記事です。
どうもオチがつかないw

* * *

 9月27日、木曜夜の渋谷。公園通りの奥深くにあるETIC.のミーティ
ングルームに、「社会起業家」を共通のキーワードとする40人以上の
人々が集いました。前線で活躍するNPOや会社の代表、社会起業家の卵
として学ぶ学生たち、彼らを支援する人々、記者さん……。彼らの中心
には、二人の人物がいました。フローレンス代表理事の駒崎弘樹と、横
浜市立東山田中学校校長・本城愼之介さんです。
 皆さん、本城さんのお名前は、ニュースなどでご存知でしょうか?
楽天の副社長を辞め、初の民間出身の校長先生として、一躍有名になっ
た方です。駒崎と本城さんは、大学時代(SFC)の先輩後輩。そのご
縁から今回、フローレンスが主催した社会起業家交流会に、特別ゲスト
として参加し、《ベンチャーと一流》の違いについて、1時間のワーク
ショップを開いてくださいました。「ベンチャー」の特徴とは?かたや、
「一流」の特徴とは? 参加者も真剣にワークシートに向き合い、アイ
デアを出し合いながら、最後に見えた答えは《継続性》。また、本題の
他にも、「0.9・1.0・1.1の違い」や、「正解より回答・思考より試行・
成功より成長」という独自の理念など、活動のなかでそのまま活きそう
なお話を、軽妙な受け答えを交えながら、話していただきました。
 実は、駒崎は以前にも、「奈々さんナイト」(『チェンジメーカー』
の著者である渡辺奈々さんを囲む会)と称して、関係の深い社会起業家
を招いた交流会をしたことがありました。しかし今回は、参加者の人数
も多様性も、はるかに成長しました。こうした交流会を開くことで、こ
の場に集まった人と人との間に新たな縁が生まれ、ソーシャルベンチャー
全体が盛り上がっていったらいいな、と、一スタッフとしてわくわくし
ています。
 ますます裾野が広がっていく病児保育事業の展開とともに、フローレ
ンスを中心に、巨大な社会起業家ネットワークができていくかもしれま
せん。興味を持たれた方、ぜひ、次回の交流会には、参加していただき
たいと思っています。